回復遅い要因だった国際航空定期便は先月再開

観光庁の調査によりますと、県内の外国人宿泊者数は、2020年と2021年は大幅に減少。
去年から回復の兆しが見え始めたものの、コロナ前と比べるとまだまだ低い水準です。
(宮崎県観光推進課 河村直哉課長)
「令和5年の1月から7月までの数字をコロナ禍前と比べてみると、全国でいえば約8割の回復になっていて、宮崎県ではまだ3割程度の回復となっています」

全国に比べ、インバウンドの回復が遅れている県内。
その要因のひとつが国際定期便の運休です。
宮崎空港を発着する国際定期便の韓国線と台湾線は、新型コロナの影響で運休。
3年半に渡って国際定期便がない状態となっていました。

こうした中、コロナ前は年間およそ9万人が利用していたソウル線が、先月27日に再開。
それに伴い、各地で対応が進められています。
