保護者も「救われた」

施設に常駐するボランティアの中には、保護者として子どもの不登校を経験した人もいます。


(ボランティア 浅井伊津子さん)
「その時期って、すごく親は苦しむし、悩むので、『大丈夫だよ』ってことを伝えたいなと思って、別に決して不登校だからってほかに道がないわけじゃないから、子どもなりに必ず成長して次の道を見つけてやっていくから大丈夫よっていうことを親に伝えたいと思って、今のずっと活動してます」


こうしたスタッフたちのサポートもあり、保護者の1人は「よりみち」に巡り合ったことで「救われた」と話します。

(保護者)
「『頑張ってこられたんですね』と共感してくださったことにすごく救われました。『よりみち』に行き始めて、(子どもの)活気というか、元気がすごく出てきて笑顔もすごく増えたので、本当にここに来てよかったなっていう思いですね。もっと早く、こういうところに巡り合いたかったっていうのもありますね」