2143人。これは、宮崎県内の公立小・中・高校の、不登校の児童生徒の人数です。
今回は、こうした子どもたちの受け皿の1つで不登校の子どもたちを支援する民間施設「フリースクール」に注目します。
今年5月に開設された日向市で初めてのフリースクールを取材しました。
肯定的にとらえてくれて、否定しないから、精神的に安定してるから好き
(中学生Aさん)
「もともと仲が良かった子とかに悪口とかを、直接的じゃなくて間接的にとか、いるのにそういうのを言われたりとかして(学校に)行けなくなりました」
不登校の理由についてこう話すのは、中学生のAさん。
最近、日向市のフリースクールに通い始めました。

(中学生Aさん)
「何しても肯定的にとらえてくれて、否定しないから、精神的に安定してるから好きです。学校に行けるように、復帰できるようになれたらいいなって思ってます」


今年5月に開設した「こども支援センターよりみち」。
認定こども園の「伊勢ケ浜保育園」と民間の教育団体「日向子ども研究所『絆』」が共同運営する日向市初のフリースクールです。
(こども支援センターよりみち代表・伊勢ケ浜保育園長 青木雅矢さん)
「うちの園の卒園児とかだと、『学校に行けない』って苦しんでる子どもたちも私たちには笑顔なんですよ。いろいろしゃべってくれる、だから自分たちであれば、ある程度子どもたちの笑顔をとりもどすっていうことができるんじゃないかなっていうような思いがあったので」
