競技力向上などを目的に、全国の強豪に宮崎県内の高校生が挑む宮崎チャレンジマッチが25日に開かれます。
今年の競技はウエイトリフティング。県勢の注目選手を紹介します。

県選抜チームに最多の選手を送る小林高校

小林高校のウエイトリフティング部。
先月の県高校総体では個人種目で5冠を達成し、25日のチャレンジマッチに臨む県選抜チームの中から、最も多く選手が出場します。

女子49kg級 押領司 弥岬選手

まずは女子の注目選手。

押領司 弥岬(おうりょう じみさき)選手は、県高校総体の49キロ級スナッチで63キロを上げ、大会新記録で優勝しました。

(小林高 押領司 弥岬選手・3年)
「まず自己新をとって、全国の上位の選手からいろんなことを学びたい」

女子59kg級 小野舞花選手

同じく、県高校総体で大会記録を更新したのが小野舞花選手。

今回、対戦相手の京都府立海洋高校には、小野選手がスーパースターと呼ぶ憧れの選手との対戦が控えています。

(小林高 小野舞花選手・3年)
「憧れである川崎菜々紗選手と戦えるということなので、すごく楽しみながら頑張りたい」

女子59kg級 栩川莉美選手

そして、女子59キロ級で出場する、栩川莉美選手。

高校総体では優勝をつかみとることはできませんでしたが、涙を見せながらも競技を続ける姿が印象的でした。


(小林高 栩川莉美選手・3年)
「もう自分的にはもう行けない状態だったんですけど、周りの応援の声とかで駄目上げることができたので、周りに感謝」

チャレンジマッチには人一倍強い思いで臨み記録更新を狙います。

(小林高 栩川莉美選手・3年)
「高校総体であまり納得のいく記録が出なかったので、今週にあるチャレンジマッチでは納得のいく試合にしたい」