メジャーリーグです。リーグ優勝決定シリーズを戦っているドジャースは、第2戦で都城高校出身の山本由伸投手が先発。メジャー初の完投勝利を挙げ、チームに大きく貢献しました。

ナショナルリーグの優勝決定シリーズ第2戦。
ドジャースの先発マウンドを託されたエース山本は1球目。

先頭打者ホームランを浴び、1点を失います。

しかし直後に味方が逆転すると、本来の投球を取り戻します。
2回以降は2塁すら踏ませない圧巻のピッチング。

ドジャース2点リードの7回には1番・大谷翔平にもタイムリーが飛び出し、山本を援護します。

さらに調子を上げた山本は、6回から8回、打者9人をパーフェクトピッチング。

そして9回。2アウトを取り、最後のバッター。

9回も3者凡退でメジャー移籍後初の完投勝利。
111球を投げ、打たれたヒットはわずか3本、7奪三振の好投でした。

これでドジャースは2連勝、ワールドシリーズ進出まであと2勝としています。

メジャー2年間で挙げた19勝のうち、完投勝利はまだ1度もなく、ポストシーズンの完投勝利は球団では21年ぶり、メジャーリーグでは8年ぶりの快挙です。