H3ロケット7号機が26日午前9時に、種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。

26日の鹿児島県種子島は天候に恵まれ、H3ロケット7号機は、午前9時0分15秒に種子島宇宙センターから打ち上げられました。

打ち上げからおよそ14分後、搭載した新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。

H3ロケットは、去年2月の2号機打ち上げ以降、これで5機連続の打ち上げ成功です。

「HTVーX」は、2020年で運用を終えた補給機「こうのとり」の後継機で、国際宇宙ステーションで使う実験装置や宇宙飛行士の生活物資を届けます。

順調に行けば、今月30日未明に国際宇宙ステーションに接続できる予定です。

また、物資の補給を終えたあとも宇宙空間に留まり、探査技術の取得に向けた実験などに活用されます。

得られたデータは、月面での宇宙飛行士の長期滞在を目指すアメリカのアルテミス計画にも役立てられる予定です。