13日・14日に開催される「MRT招待高校野球」を前に、全国の強豪に挑む宮崎県勢を紹介します。
今回は、春の県大会を制した日南学園です。

仙台育英との対戦 中村主将「「強い相手と戦えるので、結構楽しみ…」

甲子園出場回数春夏合わせて14回と県内最多を誇る日南学園。
現在、94人の部員が練習に励んでいます。

今回の招待高校野球で日南学園が対戦するのは、去年、夏の甲子園を制した宮城県の仙台育英。
言わずと知れた全国屈指の強豪校です。

(日南学園 中村優太主将・3年)
「強い相手と戦えるので、結構楽しみなので、全力でプレーしたい」

強力打線の秘密は・・・

春の県大会決勝で14得点の猛攻を見せ優勝を果たした日南学園。この強力打線には、ある秘密がありました。

一見、普通のバッティング練習のように見えますが・・・選手たちが使っているのは竹製のバット。

金属や木製に比べて打球が飛びにくいという特徴があり、打撃力の向上に繋がっているんだそうです。

しかも、1日の練習のスイング数は、700回にものぼります。

高校通算19本塁打 打線の軸・水戸庫之助選手

そして、強力打線の軸となっているのが、4番の水戸庫之助選手。

高校通算19本とチームトップのホームラン数を誇る水戸選手が心掛けているのが体づくり。

去年の冬から食事やトレーニングを意識的に行い、15キロの増量に成功しました。


(日南学園 水戸庫之助選手・3年)
「相手が強いのは分かってるんですけど、やっぱりそこに勝ちにいかないと意味がないので、自分たちのできることを徹底的にやっていきたいと思っています」