宮崎県諸塚村では、春の訪れ告げる花として親しまれているフクジュソウが見ごろとなっています。
県の天然記念物に指定されているフクジュソウ。
キンポウゲ科の多年草で、諸塚村紋原(もんばる)地区は、国内自生地の南限と言われています。
この地域に咲いているのは、シコクフクジュソウと呼ばれる種類で、直径3センチから4センチほどの鮮やかな黄色い花を咲かせています。
フクジュソウの見ごろは今週末までで、自生地への立ち入りは禁止されていることから、諸塚村では柵の外からの観賞を呼びかけています。