偏見のない社会の実現を目指す取り組みです。
障害者への理解を深めてもらおうと、宮崎県内在住の聴覚障害者たちが短編映画の製作に挑戦しています。
映画に込める関係者の思いとは?
「昭和」を舞台に 実話をもとにしたストーリー
1月21日から宮崎市で始まった短編映画の撮影。出演者やスタッフの多くは、県内の聴覚障害者や手話に関する活動をしている人たちです。


映画は、聴覚障害者への偏見が厳しかった昭和時代が舞台。
聴覚障害がある主人公が偏見のない社会の実現を目指して活動する実話をもとにしたストーリーです。

盛田 弘監督「伝わる手話にするにはどうしたら良いのか、難しい」
都城市出身で映画の監督と脚本を務める盛田 弘さん。
自身も聴覚障害者で、手話を用いて出演者たちに細かい間の取り方など演技指導をしています。

(通訳)
「そこで止まる。フライヤー見てる。まだ動かない!パン!はい!動いて。そのタイミング」

(映画『おわりなき聲』 盛田 弘監督)
「役者は、高齢の人たちと若い人たちとで手話が違う。伝わる手話にするにはどうしたら良いのか、聞こえない人たちが分かりやすい手話にするのが難しいところ」
