大正末期から昭和初期にかけて短い生涯の中で多くの名作を生み出した童謡詩人、金子みすゞの特別展が延岡市で開かれています。
26歳の若さで生涯を閉じた金子みすゞは、「私と小鳥と鈴と」や「こだまでしょうか」などの作品で知られる童謡詩人です。
特別展では、みすゞの遺稿手帳や直筆の詩などおよそ200点を展示。中でも注目は最近になって見つかった童謡同人誌「曼珠沙華」で、今回初公開です。
(来館者)「100年経ったとはいえ今のことばでも理解できることばでもあるし、誰が見てもすばらしいなと感じられることばでした」「今の時代に引き継がれた貴重な品物を今回拝見できることをすごく感動している」
金子みすゞの特別展は、延岡城・内藤記念博物館で来月24日まで開かれています。