きのう(5日)夜、東急田園都市線の普通列車と回送列車が衝突し、車両が脱線した事故で、事故原因を調べている国の運輸安全委員会は現地調査について、「本日中に終了するのは難しい」とする見通しを示しました。

きのう夜、東急田園都市線の普通列車と回送列車が衝突し、車両が脱線した事故で、国の運輸安全委員会は調査官を派遣し、きょう午前11時前から現地で事故原因などを調べています。

運輸安全委員会 小澤隆之 鉄道事故調査官
「現状の段階で言いますと、本日中に終了するのは難しいと考えております。(Q.あすも調査する可能性がある)調査する可能性もありますし、しない可能性もございます」

先ほど調査官が取材に応じ、きょう中に現地調査を終えるのは難しいとの見通しを示しました。

東急電鉄は、田園都市線と大井町線の一部区間で現在も運転を見合わせていますが、調査が終わらなければ列車を動かすことはできず、復旧作業の開始や運転再開の見込みはたっていません。