宮崎県都城市では、市では初めてとなる電動式のストレッチャーが装備された救急車が導入されました。
(渕 雅顕 記者)
「こちらが今回新たに導入された電動ストレッチャーですが、ボタンひとつで簡単に上げ下げすることができて非常に揺れも少ないです」
この救急車は、都城市出身の個人から「最新の救急機材を搭載した救急車を導入してほしい」と市に寄付されたものです。
電動式ストレッチャーの導入は都城市では初めてで、振動が少なく滑らかに高さを変えることができることから、傷病者をより安全に搬送する事ができます。
また、ボタンひとつで上げ下げができるため、これまでの手動式では、3人で行っていた作業を2人で行うことが可能になり、救急隊員の負担軽減を図ることができます。
(都城市消防局警防救急課 高丸裕司さん)
「多いときは1日10件、15件出動することもあるので、今後、女性の救急隊員も増えてくるので、そういう方の負担軽減、一番は傷病者の負担を軽減できるように活用していきたい」
都城市消防局管内では、年々、救急車の出動件数が増えているということで、救急現場でのスムーズな搬送につながることが期待されます。







