支えになった全国の家族会の存在
この日は、伊佐さんが週に3回受けているリハビリの日。身体を動かしてほぐしていきます。
遷延性意識障害になって19年。
支えになったのは全国の家族会の存在です。

(次女・恵さん)
「(家族会の)出会いがなかったら、とても家に連れて帰ろうという勇気はなかったと思います。前にやっていた人たちがいるから、そういうこともできるんだと分かったし、あきらめないという気持ちをもらえるというのが一番いいのと思います」

家族会の必要性を感じた谷口さん親子は、2015年、全国会に参加していた九州の16の家族で、遷延性意識障害者・家族の会九州「つくし」を立ち上げ、代表を正春さんが務めています。

(谷口正春さん)
「つながりはやっぱり強いですから、共通の課題があるし、目標があるから、そういうつながりというのは絆は強いです」








