横浜市の大黒ふ頭でドリフト行為を繰り返すグループの男性から後ろ盾として面倒を見るための現金を受け取った疑いで、神奈川県内最大の暴走族グループのリーダーの男らが逮捕されました。

神奈川県暴走族追放条例違反の疑いで逮捕されたのは、自称・映像クリエーターの藤井敏容疑者(46)と、自称・無職の間島雄太容疑者(43)です。

警察によりますと、藤井容疑者らは横浜市の大黒ふ頭でドリフト行為を繰り返すグループのリーダーの男性(20代)に「このチームの面倒見だから」などと言い、おととし5月に後ろ盾になり面倒を見る金として現金8万4000円を受け取った疑いがもたれています。

警察は藤井容疑者らの認否を明らかにしていません。

藤井容疑者は構成員400人を抱える神奈川県内最大の暴走族グループ「川崎宮軍団」のリーダーで、男性とは面識があり、2年あまりの間に100万円以上を受け取っていたとみられています。

警察は他のグループからも金を受け取っていた可能性があるとみて調べています。