日本航空の機長が乗務前に滞在先で禁止されている飲酒をし、出発便に遅れが出た問題で、国土交通省はあす、行政指導にあたる厳重注意を行うと明らかにしました。

この問題は、現地時間の先月28日、ハワイを出発する便の機長が乗務前に宿泊先のホテルで禁止されている飲酒をしていたことが分かり、あわせて3便が最大で18時間遅れたものです。

日本航空では去年、パイロットの飲酒による欠航や遅れが相次いでいて、国交省は去年12月に業務改善勧告を出していました。

その後、日本航空が再発防止策に取り組んでいるなか飲酒問題が起きたとして、国交省はあす、厳重注意の行政指導を行うと明らかにしました。

これを受け日本航空はあす、記者会見を開き、再発防止策なども含めて改めて説明をするとしています。