任期満了に伴う宮崎県えびの市長選挙が今月14日に告示されます。
立候補予定者による公開討論会が、2日夜に開かれ、重点施策などについて訴えました。
市民に立候補予定者の政策や考えを知ってもらおうと、えびの青年会議所が開いた公開討論会。
いずれも無所属の新人で、元えびの市議会議員の森賢治氏(61歳)と中山義彦氏(77歳)、それに、えびの市議会議長の遠目塚文美氏(49歳)の3人が登壇し、重点施策や立候補する理由について述べました。
(森賢治氏)
「ごみ袋の無料化、2つ目はふるさと納税の返礼品20億円を目指す、3つ目産科医の再開を実施する。そして、4番目はかなり実行が難しいが、えびのに大学の医学部を誘致し、大学病院を設立したい」
(遠目塚文美氏)
「えびの飯野駅の駅舎を子供たちの意見を取り入れながら改修し、子供たちの居場所や活動拠点となるような場所にする。また、私が必ず実現させたいことは子供たちが安心して遊べる全天候型施設。学校環境では体育館の空調整備とトイレの洋式化は必ず取り組む」
(中山義彦氏)
「何事も基礎や土台が大事、その上に物事が乗っている。いまのえびの市政にはその危うさを感じている。えびのに住んでよかったと思える、将来の子供たちのために長い経験を生かして、えびのをよくしてくために頑張っていかなければいけない」
また、経済の振興や雇用の創出については…
(中山義彦氏)
「道の駅やえびの高原、京町温泉を中心とした観光の振興を図ることが経済振興にも寄与する」
(森賢治氏)
「市長自らトップセールスで、えびのの経済成長を目指す。これが私のスローガン。」
(遠目塚文美氏)
「立地される企業はえびの市のまちづくりにどのように関係してくれるのか。職員の皆さんが一番分かっているので、共に活動しながら推進していく」
えびの市長選挙は、今月14日に告示され、21日に投開票されます。