9月1日は「防災の日」です。この日を機会に日ごろの備えを見直した人も多いと思います。各地で、大規模災害に備えた訓練が行われました。

宮崎県は、大規模災害が発生した際、業務を円滑に行うための計画、「BCP」を運用する訓練を行いました。

訓練は、宮崎市で震度7を観測する南海トラフ地震が発生したとの想定で行われ、BCPの実効性を確かめました。

(担当者のアナウンス)
「BCPに基づく県庁非常時体制への移行が決定されました。」

この決定を受け、県は通常業務を中断し、災害対策業務を優先する「非常時体制」に移行。
防災庁舎に設置された「BCP推進会議事務局」では、担当職員が職員の安否や庁舎の被災状況の把握などを行いました。

(宮崎県危機管理課 堀内大悟副主幹)
「(県庁は)県民の生活を支えるインフラ的な役割もあると考えている。県民の生活を支えるために機能をすぐ回復していく、これはとても重要なことだと考えている」