宮崎県内のスーパー「ナガノヤ」と「ウメコウジ」を運営する宮崎市の「永野」が、山口県の企業「丸久」と経営統合し、発行済み株式を譲渡することになりました。

「永野」によりますと、経営統合するのは「リテールパートナーズ」のグループ企業で、山口県を地盤にスーパーなどを展開する「丸久」です。

今回の経営統合に伴い、「永野」は「丸久」に発行済み株式を譲渡。譲渡額は、非公表となっています。

「永野」が県内で運営するナガノヤ6店舗とウメコウジ2店舗の名称や営業形態に変更はなく、従業員も継続雇用され、社長の永野雄太氏も引き続き社長として経営を続けるということです。

今回の経営統合は、他社との競争激化や物価・人件費の高騰に対応するもので、「永野」は、「丸久」が持つ経営資源やノウハウを活用し、経営基盤をさらに強化させたいとしています。

「丸久」は、おととし、「フーデリー」などを運営する宮崎市の「ハツトリー」の株式も取得しています。