おいしいものはみんな一緒

店でほうじ茶を採用するきっかけとなったのが去年12月、台中市で開かれた「宮崎フェア」。

コロナ禍以降、販路拡大に力を入れている県の事業の一環で開かれたもので、台中市内10店舗のレストランで宮崎の食材を使った料理がふるまわれました。

このフェアへの参加をきっかけに県産品を取り入れたという店はほかにも。

今年のミシュランガイドブックに掲載された焼き鳥レストラン。
人気メニューの一つが・・・

丸ごと焼かれたキャベツにつけるソースには、都城市の老舗味噌・醤油メーカーが作った辛味噌が使われています。

(鳥苑 湯仲鴻オーナー)
「辛味噌は最後に加えます。辛味噌を入れると、コクが出る。もともとはエシャロットと酢とバターの甘みしかないが、辛みそを入れると濃厚なコクが出てくる。(味をみて)おいしいです。おいしいものはみんな一緒」

さらに、宮崎のお酒も。

こちらのダイニングバーでは、県内の蔵元が手がける焼酎やジン、およそ10種類が提供されています。

(鮨脂 板前酒肴 沈揚軒オーナー)
「ブドウやチョコの風味、そしてさまざまな醸造方法を使った特別な味だと思い、宮崎のものを使うことにした」