宮崎市清武町にある食品会社があるスイーツを開発し話題になっています。
それが砂糖を使っていないのに甘さが楽しめるスイーツ。
罪悪感なく食べられしっかりと満足できる魅力的なスイーツを紹介します。

宮崎市清武町に店舗を構える食品工房「ここく」。


店舗には、イートインスペースがあり、土曜日と日曜日限定で利用することができます。

ここで味わうことができるのが・・・


こちらが先月から登場した「潮me(しおみー)アイス」。

なんと、砂糖を使っていないアイスなんです。


「おいしい!しっかり甘いですね!」

(オーナー・加藤潤一さん)「米と米麹で発酵の力を使って甘さを引き出しています」


甘さの秘訣は、米麹。
そしてこのアイス、実は、乳製品や卵も使っていません。


(加藤潤一さん)「酵素を使っている分、消化にもいいですし、体になじむような優しいアイスだと思う。罪悪感なく・・・」


潮meアイスのフレーバーは、塩・甘酒・きなこ・ちょこの4種類。
おすすめのトッピングもあるそうで…

(加藤潤一さん)「それはですね、発酵で作ったあんこで、砂糖不使用のあずきあん」


モナカにも使っている「たまり餡」というあんこでこちらも発酵の力だけで甘さを引き出しています。

(大田愛理キャスター)「より甘さが加わってさらに美味しいですね」

「発酵」にこだわったスイーツを販売する「ここく」。


もともとはみそやしょうゆなどの調味料を製造・販売するお店で、そのノウハウをスイーツづくりに生かしました。


(加藤潤一さん)「味噌とか塩とか醤油とかは割と地味な感じがあって、お菓子とかはみんな目がキラキラするような楽しいものなのでお菓子はずっと前から作りたいと思っていた」

オーナーの加藤さんは原料にもこだわっています。

みそやしょうゆに使っているのは県内の在来種「裸麦」と「麻尻大豆」で、有機栽培で育てています。


また、スイーツに使っている塩も自家製で、日南市まで海水を船で汲みに行き、手作りの窯で製造しています。


自家製造する商品はいまや15種類。

素材にこだわり、さまざまな商品の開発に意欲的な加藤さん。

多くの人に健康な食を届けたいと話します。


(加藤潤一さん)「おいしいと思ってもらえるもの、体にうれしくてたのしいという、そういうのを目指している」

体にやさしいスイーツで、心も体も満たされてみてはいかがですか?