午前6時半すぎ

初任科生「おはようございます」


「長友幸生と申します。皆さまの日々一生懸命訓練されている姿を伝えられたらなと思っております。よろしくお願いいたします」


今年4月に県警察学校に入校した初任科生、48人。
短期生は6か月、長期生は10か月、寮生活を送りながら警察官としての基本を身に着けます。

今回、私も制服と装備品を貸してもらいました。

長友「腰回りが手錠と警棒がついている分、ずっしりと重いですね」


1限目の授業は「点検」。


姿勢や服装、それに装備品に乱れがないかチェックします。

私も指導を受けます。

教官「まわれ右」
長友「はい」
教官「声が小さい」
長友「はい」


次に、手錠や警棒などを取り出す訓練。
なかなかスピードについていけません。


長友「この場の雰囲気ももすごい張りつめているので、非常に体、全身に力が入って。ただこれをやることで、非常に一体感が生まれていくような気がします」

宮崎県警察学校・河野友尋担任教官「みんなで動きを揃えるということも重点にいれておりますので、その中で、集団行動というのが生まれて仲間意識もどんどん強くなっていきますので、これは学校生活においてとても重要な位置づけであります」


続いては「教練」と言われる号令に合わせての行進。


この「点検」と「教練」を繰り返し行います。