「福祉」と「ファッション」がテーマです。
障害者らがモデルを務める「着物リメイクファッションショー」が、12日、宮崎県宮崎市で開かれました。

宮崎保健福祉専門学校や福祉団体などが中心となって企画したファッションショー。去年に続き、2回目の開催です。


ファッションショーには、専門学校の学生や車いすで生活している人など、5歳から93歳までの35人が参加。



着なくなった着物の生地をリメイクしたシャツやパーカーなど、さまざまな衣装に身を包んでステージを進み、会場を盛り上げました。



(ショーのアナウンス)
「人口呼吸器をつけているので、呼吸器をはずすことなく着用できるようにつくりました」


(モデルを務めた参加者は)
「初めての体験だったんですけど、素敵な衣装を身にまとって、楽しかったです。」「ドキドキしました。緊張しました。(Q.服はいかがですか?)いいですね、着物からつくられてて。お気に入りです」



また、12日は、障害者の歌手などによるミニコンサートもありました。


(宮崎保健福祉専門学校 藤田聡士事務主任)
「障害がある方、障害がない方関係なく年齢とかも関係なく、みんなで楽しいイベントができたらいうところで、今回、このイベントを実施したところになります。」


主催者は、このようなイベントを通して、「福祉をより身近に感じてもらえれば」と話していました。