そもそも、二宮金次郎とは?
そもそも金次郎はどういった人物なのか。
専門家にたずねると、金次郎は1787年、神奈川県の農家に生まれたという。

(小田原市尊徳記念館 坂井飛鳥さん)
「幼少期に両親をなくしたり、財産をなくしたりと、多くの苦難に見舞われたんですが、自力で家を再興しまして、その実力が認められて、主に北関東を中心に江戸時代後半の荒廃した農村の立て直しにその生涯をささげた人物」


そして、明治時代には伝記も出版され、広くその存在が知られるようになったそうだ。
(小田原市尊徳記念館 坂井飛鳥さん)
「勤勉だったり、あるいは親孝行だったり、道徳的な要素が子どもたちお手本になるということで、主に昭和初期の頃から寄贈などの形で小学校の校庭におかれるようになったといわれています」

