親近感を持たせて、信頼関係を作って投資させるという手口
こうした「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害は全国で急増していて、県内でも今年1月から3月にかけて2億2000万円余りの被害が出ています。

(宮崎県警察本部生活安全少年課 増田哲三補佐)
「個人での投資ブームが背景にあるのではと、警察では分析しております。被害者の心理を利用した、相手との連絡を密にすることで親近感を持たせて、信頼関係を作って投資させるという手口が多いですね」

さらに、今、著名人になりすまして投資を勧める手口が横行。
県内でも、70代女性が経済アナリストの森永卓郎さんのアシスタントを名乗る人物とSNSでやりとりした結果、現金2100万円をだましとられる被害が発生しました。
(宮崎県警察本部生活安全少年課 増田哲三補佐)
「被害者の多くはインスタグラム、フェイスブックにあげられた有名人のニセの投資広告を見てアクセスして、その後、その関係者からラインでのアクセスが来ます。それで連絡を取るようになって、ニセの投資アプリに誘導されて、その後、何度も現金・暗号資産をだまし取られる手口が多いです」

詐欺の被害に遭った男性は、不審に思ったことがあれば、相談することが大事だと呼びかけます。
(都城市に住む50代男性)
「そんな(簡単に)儲かる話はないということ。こういうのがあったら(被害にあう前に)警察とか消費生活センターとかに相談するべき」











