新入社員と家族が参加した「食事会」も

そして、今回初めて開いたのが新入社員と家族が参加した「食事会」。
県産食材をふんだんに使った料理を味わいながら入社を祝いました。

(フェニックスリゾート社長室人財開発部 籾田直樹部長)
「将来的にはこれからいろんな不安もあると思う。そういった部分で家庭に帰っていろんな話を会社の話をしやすくなるんじゃないかと。そういった狙いもあって、きょうは来ていただいています」

業界で深刻になっている人手不足。

フェニックスリゾートは今年度、新入社員の初任給を高卒で1万円、大卒で2万円、それぞれ引き上げました。
さらに、年間休日数も5日増やすなど、働き方改革も実施。

こうした人手の確保に向けた取り組みを積極的に進めた結果、今年度は、新卒採用が再開した2006年度以来、2番目に多い49人が入社しました。

フェニックスリゾートは待遇の改善だけでなく、新入社員や家族が職場への理解を深めるなどして早期離職を防ぐことも重要と考えています。

実際、食事会などに参加した新入社員や家族からはこんな声が…
(新入社員の家族)
「素晴らしいところで働けるんだなと、不安は取り除けたところもあるかと思う」「息子が就職するにあたって安心できる場所だなというのを実感したところ。(会社を辞めたくなっても)もう少し頑張れるように応援したいと思う」

(新入社員)
「一人で見るよりも、お父さんお母さんに見てもらうことで安心感もあるし、相談もしやすいのかなと思った」

(フェニックスリゾート社長室人財開発部 籾田直樹部長)
「サービス業って人手不足です。いろんな業界そういう状況があると思うが、人を非日常生活の中で喜ばせるところに興味を持ってもらう人を一人でも作っていきたい、広げていきたいという狙いがある」