難病を患いながらも新たな挑戦を続ける女性に注目します。
MRTテレビ「Check!」では、以前、「パーキンソン病」という難病を患いながらも絵を描き続ける宮崎県都農町の女性を紹介しましたが、この女性は、その後も次々に新たな挑戦を続けています。

絵を描くと、すごく気持ちが落ち着くし、痛みも忘れるし

都農町に住む、岡村恵子さん(70歳)。日々、絵画の制作に打ち込んでいます。

岡村さんが絵を描き始めたのにはあるきっかけがありました。

(岡村恵子さん)
「最初、親指が震えだしたんです。親指だけだったんですよ、震えていたのは。だから、『疲れてるのかな?』ぐらいにしか思わなかったんですけど、1年経ったら、今度は手首が震えだしたんですね」

岡村さんは、65歳の時、パーキンソン病と診断されました。

パーキンソン病とは、手足が震えたり体が思うように動かなくなったりする難病です。

しかし、岡村さん、小さなころから好きだった絵を本格的に描きたいと、病気をきっかけに絵画教室に通い始めたのです。

(岡村恵子さん)
「絵を描くとですね、すごく気持ちが落ち着くし、痛みも忘れるし、助けられてますね、絵にね」