寄附額は前年度比5倍 宝達志水町の取り組み
宝達志水町商工観光課 松本拓也さん
「返礼品の数が大きく増加したということがひとつ。もうひとつは寄附者が申し込むことができる受付サイトを大幅に増やしたという、この2点があると思っている。長年、事業者が頑張ってくれた成果が一気に出たという形だと思っている」

ふるさと納税に積極的な取り組みを進めている宝達志水町。
ふるさと納税のWEBサイトの運営や、返礼品のページなどの作成を行う事業者をおととし、他の自治体で寄附金額を地方トップに増やした実績のある長崎県島原市のデザイン会社に変更。さらに段階的に返礼品の数を増やし、現在ではおよそ300品目を取り揃えました。今月には寄附を行う人が利用する「ふるさと納税」のポータルサイトも15のサイトに拡充しています。
結デザイン 柴田絵美さん
「返礼品数を増やすということも申し込みを増やすうえでは重要なので、人気の返礼品があった場合にそれを定期便という形にして、1回の申し込みで3回送るとか、6回送るとかというやり方ができるが、そういったリピーターの方向けの企画を提案したりということを行っている」

町では来月開かれる花火大会の費用をクラウドファンディング型のふるさと納税で募ったところ、目標の1400万円を上回る1800万円が集まったということです。今後は宝達山の山頂に建設を進めている休憩施設「山の龍宮城」の建設費の一部についても、ふるさと納税の活用を検討しています。
町のにぎわい創出にも一役買っているふるさと納税。町は返礼品の事業者に対して勉強会や個別面談を行うなど継続的に返礼品の魅力アップにつながる取り組みを進めています。














