運転手の女は当時パニック状態 信号の色わからなかったと主張

女の弁護側は、検察側の主張に対し、前方不注視の過失はあるものの、信号が赤だったかどうか定かではないとし、また当時、男の指示でパニックになり、信号の色がわからなかったと主張します。

女は仕事のストレスで精神障害を抱えていて、男の横柄な態度によってさらに服用する薬の使用頻度も増えていました。

犯行当時は男から信号無視の指示を受けるものの交差点の停止線およそ49メートル手前で「無理無理無理」などと言って拒否。しかし、なおも指示されてパニックになり、信号の色を確認する余裕もなくなって、前方を見ずに交差点に入ってしまったとしています。