教育現場にも変化が…
生理に対するサポートは企業だけでなく教育現場にも広がっています。小松市校下女性協議会。こちらの協議会では2021年から市内の小中学校あわせて35校に生理用品を配布しています。活動は今年で3年目を迎え、この日は今年度の配布内容やスケジュールを確認するためのミーティングが行われていました。個人差が大きく様々な症状がある生理。配布する生理用品にも気を配ります。

小松市校下女性協議会 久保由味子会長
「2021年3月ごろに日本でも生理の貧困が問題になって、それで私たちも何かできることはないかと考えて、生理用品を寄贈することになった。」
協議会では経済的理由だけでなく、すべての女子児童、生徒に役立ててほしいとの考えから、継続的な取り組みの必要性を強調します。
小松市校下女性協議会 久保由味子会長
「昔に比べて隠すようなことでなくなってきているし、普通に話題に上がっている のでそういう風な世の中になって大人になってからも生理がつらいから会社を休むことが普通になってほしい」
生理を女性特有の問題として捉えるのではなく、男性も含めた社会全体で支える仕組みを作っていくことが、よりよい生活環境につながっていきそうです