石川県政の課題について、石川県選出の国会議員と馳知事など県の幹部が意見交換をする懇談会が19日、金沢で開かれました。

県庁で開かれた懇談会には、立憲民主党の近藤和也衆議院議員と馳浩知事をはじめ県の幹部が出席しました。近藤議員は、2024年春の北陸新幹線の敦賀延伸後に関西方面から能登を訪れる際、乗り換えの回数が増える点に触れ、早期の大阪までの開業の必要性を訴えました。これに対し馳知事は、大阪への延伸には、建設費の負担や残土問題など、ルートにあたる京都府の理解や合意が不可欠だとして、立憲民主党内でも関西地方の選出の議員との連携を深めてほしいと要望しました。

近藤和也 衆議院議員
「コロナ対策、物価高ということで今までにないくらいの補正(予算)がどんどん来ているので、そこに対しての動きというのは柔軟にされているなと」
また全国各地で発生している鳥インフルエンザの対応を求めた近藤議員に対し、馳知事は県としても警戒して対応すると述べました。