大相撲秋場所は28日千秋楽を迎え、津幡町出身の横綱・大の里は横綱・豊昇龍との優勝決定戦を制し幕内5回目、横綱昇進後では初の優勝を決めました。
ここまで13勝1敗と単独首位に立つ大の里。
賜杯をかけて星の差1つで追う横綱・豊昇龍との直接対決です。
立ち合いが中途半端になった大の里もろ手で突かれ体をのけぞらせ土俵際へ押し出されます。
津幡町のパブリックビューイング会場はため息に変わります。
お互い13勝2敗となり仕切り直しとなった優勝決定戦。
大の里、今度はしっかり立ち合い、もろ手突きからの早い攻めで上手を狙う豊昇龍を封じます。物言いがつきますが軍配通り。
「生きててよかった。大横綱の道第一歩が始まりました。きょう、最高です今場所強かったです」(居酒屋で応援のファン)
「3回来ていますが、今回はPV会場が揺れました」「一発で決めてくれたらこんなにドキドキハラハラしなかった」「本当によかった、見に来てよかった。楽しませてくれた」「大の里、最高!」(津幡町のパブリックビューイング会場の観客)
大の里は幕内通算5回目、横綱としては初優勝を昇進2場所目で飾りました。