任期満了に伴う加賀市長選挙が28日告示されました。

現職と新人の2人が立候補の届け出を済ませ、12年ぶりとなる選挙戦に入りました。加賀市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、4選を目指す現職の宮元陸候補と新人で元市教育長の山田利明候補の2人です。

2つの陣営はそれぞれ28日午前中に加賀市内の神社で出陣式を開き、1週間にわたる選挙戦をスタートさせました。

宮元候補はデジタル化による産業振興や教育改革などを戦略的に進めてきた3期12年の実績を強調する一方、山田候補は「CHANGE(チェンジ)かが」をスローガンにトップダウンの政治からボトムアップの政治への転換を訴えます。

人口減少対策や北陸新幹線延伸後の誘客などが課題となる加賀市のトップを決める選挙は、10月5日に投票が行われ即日開票されます。