専門家「クマを不用意に引き付けることがないように対策が必要」

県立大学の大井徹特任教授は活発に活動しているクマを不用意にひきつけないよう、残飯やペットのエサなどクマの餌になるものを外に放置しないことや、桜並木のサクラに実がなっている場合はクマをひきつけている可能性があるので注意すること。

住宅や車庫・倉庫にもぐりこまれないよう戸締りを厳重にすることなど十分に注意してほしいと話していました。

現場近くにいた人の中にも普段は閉めない倉庫の窓を閉め、鍵をかけるなど連日出没するクマに対して対策をしていると話す人もいました。

また、能美市農林課の小西金弥さんは、クマを目撃し、通報する際は、どの方向に逃げたか、何頭いたかなどの詳細な情報や写真を送って欲しいと協力を呼びかけています。