能登半島地震で被害を受け、空き家となっていた建物に侵入し物品を盗もうとしたとして、警察は21日、金沢市に住む自称・解体作業員の26歳の男を逮捕しました。
邸宅侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、金沢市に住む自称・解体作業員の26歳の男です。警察によりますと、男は今年7月2日から3日にかけての深夜、珠洲市内の70代男性が管理する空き家に侵入し、家屋の中を物色した疑いがもたれています。
被害を受けた男性はかつてこの場所に住んでいましたが、能登半島地震で建物が被災しその後、仮設住宅に移ったため、空き家となっていたということです。
空き家では以前も物品が盗まれる被害があったことから、警察が敷地内に防犯カメラを設置していて、今回、犯行の特定に至りました。
調べに対し男は「絶対に私ではありません」と容疑を否認していて、警察は余罪の有無を含め詳しく調べています。