能美市は捕獲用のおりを16か所に設置

捕獲するためのおりを特別に見せてもらうと…

能美市農林課・小西金弥主事「Q:だいたい2メートルくらいありますか?」「そうですね。奥行で言うと、エサの缶がぶら下がっている」「Q缶の中身は?」「はちみつと酒を混ぜもの、においが強いように。クマも賢くなって、檻にかかりずらくなっている。周辺に植物を置いて、カモフラージュしています」

2024年と2023年、クマの捕獲に成功したというおり。

市街地に出没していることから、今回は山奥だけではなく、クマの通り道になるような住宅地に点在する林の中にもおりを設置しています。

相次ぐ市街地への出没に、市の担当者は、外出を控えるなど、住民に対策を呼びかけます。

能美市農林課・小西金弥主事「基本的にはいつ出てもおかしくない状態なので、不要不急の外出はしない、窓やシャッターを閉めて家の中に入ってこないようにする、窓からクマが歩いているのが見えたらすぐに通報していただいて、どちら側に逃げていきましたよと知らせて欲しい」