出没が相次ぐ地域はクマの移動経路や隠れ場所になりやすい場所が残る

これまでの目撃場所を辿ると、能美市緑が丘や松が岡などに連日クマが出没。17日はやや南西にある泉台町で目撃されるなど、およそ2キロの範囲内で情報が相次いでいます。

クマの生態に詳しい県立大学の大井徹特任教授によりますと、クマはもともと南側に広がる山地に生息していたとみられます。

出没が相次ぐ住宅街は山を切り開いた新興住宅地で、見通しの悪い緑地や農地など、クマの移動経路や隠れ場所になる場所が広く残っていると指摘します。

目撃情報が相次いでいることを受け、能美市は、クマを捕獲するためのおりを16か所に設置。