今年も残すところあと2週間となりました。早かったですね。新型コロナの「5類移行」に伴い、“4年ぶり”という言葉があふれた1年でした。からふるでは今週、この1年を振り返ります。18日は、新型コロナと、再始動しはじめた経済活動です。
2023年の幕開けもコロナとともに迎えました。

▼1月1日・初日の出 高知市桂浜
「すごく感動しました、地球ってすごいなっていうか」


▼1月2日・芸西村で一足早い成人式
「都会の方は開かれなかったり親が来れなかったりするところも多いと思うので、行けるようにしてもらってるのは恵まれてるなって思います」

▼1月2日・ひろめ市場で鏡開き
高知市のひろめ市場では3年ぶりに鏡開きが行われ、正月らしい光景が戻ってきました。
(ひろめカンパニー 西岡剛 代表取締役)
「やっといま行動制限がだいぶ緩和されましたので、今年は今以上に皆さんに楽しんでもらえる場所にしていきたい」
▼1月3日・正月のUターンラッシュ高知龍馬空港

「ひさびさにね、おばあちゃんに会ったんだよね。コロナの中で心配でしたけどよかったです」
「娘の見送りです、1年ぶりに帰ってきました。さびしいですね、やっぱり早く帰ってきてほしいんだけどでも向こうで元気で頑張ってって」
「がんばりよ」
▼1月11日・県新型コロナウイルス感染症対策本部会議
(濵田知事)
「現時点では第8波のピークの到来はまだ見通せない厳しい状況が続いております」

しかし、依然としてコロナの収束の兆しは見えません。

医療現場がひっ迫し、救急患者の受け入れ先がなかなか決まらない「搬送困難」のケースが相次ぎます。3年ぶりにインフルエンザも流行期に入り、医療体制は危機的な状況に陥りました。

(近森病院感染症内科 石田正之 医師)
「かなり綱渡り状態でとにかく本当に混沌としている。立ち止まることなく常に動きながら行動をして事を進めていっている状況。医療の状況はそんなに大きく変わらず好転するという先が見えにくい」
▼1月20日・高知市で大寒みそぎ

「コロナが完全に収束して通常の元の世界に戻ってほしいなと思ってます」
▼2月

感染者数の減少とともに県内には観光客が戻り始めたものの、事業者は別の問題に頭を悩ませていました。
(城西館 藤本正孝 社長)
「問題になっているのはやっぱり雇用ですよね。非常に人材が流出したというのもありますし」
コロナ禍で進んだデジタル技術を取り入れて効率化を図りつつも、コミュニケーションの大切さを改めて実感したと話します。

(城西館 藤本正孝 社長)
「人と人との会話であったりコミュニケーションというものが非常に今かえって大事になってきている、コロナ禍の中で大事になってきているんじゃないかなっていう認識はしてるんですけど」
▼3月13日・マスクの着用が個人の判断に

▼3月23日・高知大学卒業式 4年ぶりにマスクなしの笑顔があふれた春

▼4月7日・小学校で入学式

(Q.友達何人作りたい?)
「5人」
(保護者)
「運動会や音楽会がコロナで縮小されていたので、親子で一緒に参加できたらいいなと思います」

▼3月26日・高知と名古屋を結ぶ新たな路線就航

(フジドリームエアラインズ 楠瀬俊一 社長)
「日本国内のみならず東南アジアを中心とした外国からのお客さんをセントレア経由で高知に来ていただけるという選択肢、チャンスが増えると思っています」
春の観光シーズンを前に県内では観光客を迎える準備が着々と進んでいました。
