大分市佐賀関の大規模火災は発生から11日目のきのう、ようやく住宅がある半島部分が鎮火に至りました。

報告
「(きのう)午後1時半に鎮火が発表された半島エリアです。多くの建物が焼けて崩れてしまい、住宅地が一変しているのがわかります」

大分市佐賀関で今月18日に発生した火災では182棟が焼け、1人が死亡しました。

住宅地がある半島部分では消防がきのうまで2日間、赤外線で調査した結果、くすぶりが確認されず、午後1時30分に鎮火したと判断されました。

被災した女性
「ちょっと安心ですけど、まだ現実味がないというか」

環境省は、今回の大分の火災を自然災害にあたると判断。全焼した家屋から出る災害廃棄物の処理について、国と市で全額負担する方針です。