クマによる人的被害が相次ぐ東日本とは対照的に、クマ自体に馴染みがない四国。
なぜなら、現在、四国に生息しているツキノワグマは、わずか20頭ほどと見られているからです。
クマが「絶滅の危機」に瀕している四国で、これまでに人がクマに襲われた事例はあったのでしょうか?
専門家に聞きました。
◆四国自然史科学研究センター 安藤喬平主任研究員
「公式なデータでは過去4、50年の間では1件もないですね」
環境省などが1980年代ごろから取り始めた、クマ被害の統計データによると、およそ半世紀の間、四国でのクマ被害がないことがわかっているということです。










