酒気帯び運転の疑いで書類送検された陸上自衛隊の男性自衛官について、高知駐屯地(高知・香南市)は、停職5か月の懲戒処分としました。男性自衛官は退職願を提出しています。
処分を受けたのは、陸上自衛隊第50普通科連隊・3等陸曹の男性自衛官(34)です。高知駐屯地によりますと、男性自衛官は今年1月の深夜、香南市野市町の国道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして5月に書類送検されました。
男性自衛官は、高知県南国市の居酒屋で同僚と酒を飲んだ後、1人で帰宅する途中、追突事故を起こし、現場から走り去っていました。高知駐屯地は男性自衛官を21日付けで停職5か月の懲戒処分としました。男性自衛官は21日、退職願を提出したということです。
第50普通科連隊の水関謙作(みずせき・けんさく)連隊長は、「隊員には順法精神について改めて教育し、同種事案の絶無を図る」とコメントしています。