高知県南国市の高校が自転車ヘルメットの着用推進モデル校に指定され、22日朝、生徒たちがヘルメット着用を呼びかけました。
「ヘルメットの着用お願いします」

『自転車ヘルメット着用推進モデル校』に指定されたのは、南国市の高知農業高校です。自転車に乗る機会の多い高校生たちのヘルメット着用率を高めようという取り組みで、南国警察署管内では岡豊高校に続いて2校目の指定です。指定式のあと学校の交通安全委員が自転車で登校してきた生徒たちにヘルメットの着用を呼びかけました。

(高知農業高校1年 福島蒼哉さん)
「ほとんどの人がヘルメットをかぶっていない状態でした。事故とかがあるのは仕方ないですので、少しでもみんなヘルメットをかぶって、元気に過ごしてほしい」

県警によりますと5月の調査では県内のヘルメット着用率は33.9%で少しずつ上がってきているということです。県警は「自転車のヘルメット着用は努力義務だが、事故による重傷化を防ぐためにも着用してほしい」としています。