クマとの共存に必要なことは?四国も高知県と徳島県に20~30頭
クマに対する警戒や関心が強まる東日本に対して、あまりクマに馴染みがない四国。
四国のクマについて、NPO法人四国自然史科学研究センターの安藤喬平主任研究員に聞きました。
◆四国自然史科学研究センター安藤喬平主任研究員
「高知と徳島の県境を中心に20~30頭程度が生息しているという状況。絶滅がかなり危惧される頭数です」

ツキノワグマは、かつて四国の広い範囲で生息していましたが、過度な森林開発、駆除を理由に個体数が減少したといいます。高知県のレッドリストでは「絶滅危惧I類」に指定されていて、センターなどが保全活動を実施。センターなどはクマの分布範囲などを調べるため、高知と徳島の計20か所以上にカメラを設置しています。
そして、この日は徳島県美馬市のカメラの点検に向かいました。













