20歳で一念発起!独学で猛勉強し4年遅れで大学へ

広島生まれ、岡山育ちの守時さん。高校時代は、ロン毛に茶髪のバンドマンで、授業も休みがちだった。学校内で「素行の悪い生徒ランキング」1位になったこともあった。

高校卒業後は自動車工場の契約社員を経て、大阪でフリーターに。目的もなく毎日を過ごしているうちに、ふと「人生、このままではいけない。」と思い直したという。

悩みに悩み抜いて大学進学を決意する。守時さん20歳、そこから一念発起、大学受験を目指して猛勉強を始めた。

守時健さん
「目標が定まったので、朝6時から図書館にいって午後4時まで勉強。夕方から深夜までバイトして、という生活を繰り返していましたね。中学校の教科書くらいから始めて、誰にも教わらず完全独学。人間やればできるもので、何とか大阪の大学に合格しました。」

無謀な挑戦に見えた大学受験も、1年がむしゃらに頑張った結果、見事突破。22歳、4年遅れで関西大学社会学部に入学した。

大学時代の守時さん

大学では、ちょっとユニークな廃墟を巡るサークルを創部し、160人の部員を抱える大所帯を引っ張った。部員集めに使ったのがSNSで、この時の経験が後の公務員時代の活躍にもつながった。

そして2020年。しんじょう君を伴って、独立を果たす。