きょうから“師走”。四万十川など、高知県内の一部の河川では”落ちアユ漁“が解禁されました。
四万十市を流れる四万十川では、12月1日午前6時半、通称・赤鉄橋の上流1kmほどの河原に大勢の釣り人たちが集まっていました。お目当ては、産卵のために川を下ってくる”落ちアユ“です。
水中を泳ぐアユを釣り針で直接ひっかける「サオがけ」という漁法で竿を振る人や、アユの群れを狙って「投げ網」を打つ人など、それぞれが、解禁初日を楽しんでいました。
一度の投げ網で、10匹ほどのアユをかけた男性も。
◆釣りに訪れた四万十市の男性
「落ちアユは特に、昔から漁師にとっては楽しみの1つですね。きょうのために早く寝ましたけど、寝られなかったですね、気になりながら⋯」
四万十川中央漁協によりますと、アユは大型の個体から産卵するため、産卵の時期が早いと小型の個体が川に残っているということです。今年は、アユの数は多いものの、産卵の時期が早かったため、残っているアユは全体的に小ぶりだということです。
四万十川の落ちアユ漁は、年が明けた2026年1月末までです。










