京都府警や検事を名乗る男とビデオ通話で「あなたがA銀行の口座を開設して売った」などと脅され、高知市の30代の女性が、126万円をだまし取られたことがわかりました。
高知県警によりますと、12月10日、高知市の30代の会社員の女性のスマートフォンに、080で始まる番号から電話がありました。
女性が電話に出ると、京都府警の「イシカワ」を名乗る男から、「A銀行(実在する銀行)を開設していますか?」と聞かれ、女性が開設していないと答えると、次に「ナカガワ」を名乗る男から「サタケハジメという者を詐欺容疑で逮捕している」「サタケの家を家宅捜索したところ、あなた名義のA銀行の通帳が見つかった」などと言われました。
その後、男とのやり取りは、コミュニケーションアプリのビデオ通話に移行。画面には警察官の制服を着用した右京警察署の「マツナガ」と名乗る男や、検事の「シモモト」と名乗る男らが現れました。










