11日夜、高知県須崎市のJR土讃線の線路上で、男性が特急列車にはねられ死亡する事故がありました。男性の身元はわかっておらず、警察が身元の確認を進めています。
事故があったのは、JR土讃線の須崎駅~土佐新庄駅間の「西浜公園」沿いの線路上です。須崎警察署の調べによりますと、11日午後7時45分ごろ、公園側から線路内に入ってきた男性が、宿毛発・高松行きの上り特急列車「しまんと4号」にはねられました。
はねられた男性は、その場で死亡が確認されたということです。

特急列車には乗客およそ10人と乗員2人が乗っていましたが、いずれもけがはありませんでした。
現場は「西浜公園」の南側を通る単線区間の線路上で、踏切ではないものの、一部フェンスが無く人が線路内に入れる場所があったということです。
死亡した男性の身元はわかっておらず、深緑のジャンパーと黒いズボンを着用し、サンダルを履いていて、年齢は「若年ではないとみられる」ということです。
警察は、男性の身元の確認を進めるとともに、事故の詳しい原因を調べています。
この事故で、土讃線は上下線で、特急列車・普通列車あわせて6本に最大で2時間46分の遅れが生じ、およそ260人に影響が出たということです。










