連日熱戦が繰り広げられているパリオリンピック™︎・パラリンピック。スケートボードの女子ストリートでは、14歳の吉沢恋選手が金メダル、15歳の赤間凛音選手が銀メダルを獲得するなど、10代の選手の活躍にも注目が集まっている。92年前、1932(昭和7)年のロサンゼルスオリンピックでも、14歳の選手が競泳1500メートル自由形で金メダルを獲得した。特訓の場所は、高知市を流れる“川”だった。

個人競技で金メダルを獲得した高知県出身の選手はこれまでに1人だけ

高知県出身で(近代)オリンピックに出場し、個人競技で金メダルを獲得したのはこれまでにたった一人のみ。1932年、ロサンゼルス五輪に出場した北村久寿雄さんだ。14歳で、競泳1500メートル自由形を制し、世界を驚かせた。

北村久寿雄さん