日程面ではJFLの高知が厳しい条件 それでも「チャレンジャー」として挑む
ただ、今回の天皇杯2回戦は、高知にとっての“懸念材料”もあります。
高知は前節(9日)、“ほぼフルメンバー”で戦っているうえ、今回の天皇杯は、鳥栖への移動も含む「中2日」で2回戦に臨みます。対する鳥栖は、ホームゲームのため移動は無く、日本代表活動によるJ1リーグ戦の休止もあり「中11日」で試合に臨みます。
厳しい条件で迎える“格上”J1との一戦ですが、吉本岳史監督は、「チャレンジャーとして、臆せず前を向いて戦う」と意気込んでいます。

■高知ユナイテッドSC 吉本岳史 監督
「毎回こういう(リーグ戦とは)“違う大会”に臨む時に『どうですか?』と聞かれるが、もちろんJ1の鳥栖は非常に難しい相手だし、我々はその1試合1試合を大事にして、『成長していく時間・感覚などを繋いでいける』ような、いい経験ができる試合かなと思っている。ましてやアウェーで、非常にタフな試合になると思うが、今のように『1つ1つのプレーを楽しむ』ことや、『大事にするべきところを大事にする』。我々は“チャレンジャー”なので、臆することなく前を向いて戦っていきたい」
“下剋上”で一躍“時の存在”になった去年の天皇杯。高知の“チャレンジャー”たちは、今年の天皇杯で、どんな“ジャイアントキリング”を見せてくれるのか。
天皇杯2回戦、サガン鳥栖vs高知ユナイテッドの試合は、12日午後7時、佐賀県の「駅前不動産スタジアム」でキックオフを迎えます。