熱中症の搬送患者ゼロを目指し一丸で取り組むため、高知県幡多地域の6市町村と製薬会社などが熱中症の対策会議を開きました。
会議を開いたのは、住民の健康増進を目指し自治体と連携協定を結んでいる、大塚製薬と幡多地域の6市町村などです。熱中症の搬送患者数『ゼロ』を目標に掲げ、課題や啓発などについて情報を共有するのが狙いで、各市町村長や幡多医師会の会長、大塚製薬の徳島支店長らおよそ60人が出席しました。
昨年度、幡多地域では熱中症の救急搬送が86件あり、このうち60.9パーセントが高齢者だったということで、四万十市では市役所や金融機関など45か所を一時的に暑さを避ける『クーリングシェルター』としていることなどが紹介されました。

この後、四国学院大学の片山昭彦(かたやま・あきひこ)教授が講演し、「日ごろから体を動かして持久力を付けておくことも予防につながる」として体のほぐし方を説明していました。










