まもなく、小学校の入学式です。ついこの前まで保育園、幼稚園に通っていた我が子も一年生。ドキドキ、ワクワクの子どもたちの一方で、保護者の方々は心配も尽きないのではないでしょうか。登下校で気を付けること、入学前と入学後に話し合っておくこと、子どもたちの防犯対策について紹介します。

不審者は何と声をかけてくる?

下校の時間は、家庭の事情によって異なりますし、場合によっては1人で帰ることもあると思います。“声かけやつきまとい”という不審者に関する情報も、警察には少なからず寄せられていますが(高知県では2023年に202件)、不審者はどのように声をかけてくるのでしょうか。

▼高知県警 生活安全企画課 近藤秀明課長補佐
「不審者は様々な声掛けをしてきます。『保護者の方が呼んでいる』『頼まれてお迎えに来た』『かわいいね、こっちへ来ないか』『お菓子をあげるから』というような、子どもに対して興味のあることや、保護者の知り合いを装ってというケースが多いので、そうした場合に絶対についていかないように、ということを伝えていただきたい」

いざという時の“防犯ブザー”も、家庭で準備したり、学校から渡されたりしるかもしれません。使い方を、一度確かめておくことが大切です。

不審者だけでなく、心配なのは交通事故。夏前にかけて増加する傾向にあるんです。